ITOMACHI HOTEL
国土交通省と環境省ははこのほど、「脱炭素都市づくり大賞」の受賞事業を決定した。同賞は、2030年度に温室効果ガス46%削減、2050年ネットゼロという国際公約の達成に向け、都市開発における脱炭素化の先進的な取り組みを表彰する制度として、2023年度に創設した。
緑地の創出やエネルギー利用の効率化等の取組として優れたものを「国土交通大臣賞」、脱炭素に加え、資源循環やネイチャーポジティブの取組として優れたものを「環境大臣賞」として表彰するほか、脱炭素型の都市づくりを全国に水平展開していく上で、他のモデルとなる特徴的な取組を表彰する「特別賞」を設けている。
今回の特別賞には、愛媛県西条市で展開されている「糸プロジェクト(申請者:アドバンテック)」が選ばれた。同プロジェクトは、店舗、ホテル、飲食施設を核に、エネルギー、テクノロジー、グリーンインフラ、食、建築を組み合わせた地域活性化への貢献をめざしたプロジェクト。省エネ、脱炭素効果に加え、賑わいや経済効果を生み出すまちづくりが、他都市で目指すべきモデルとして高く評価された。

中核施設の一つである「ITOMACHI HOTEL」では、国内のホテルとして初めてZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)認証を取得し、高い省エネルギー性能を実現している。あわせて、約540キロワット規模の太陽光発電設備を導入し、自営線マイクログリッド、大型蓄電池、エネルギーマネジメントシステム(EMS)導入でエネルギー削減と効率化に取り組んでいる。
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