24年3月の国内線旅客数は19年比0.9%減、前年対比も微減 座席利用率は80.1%


 国土交通省がこのほど発表した2024年3月の航空輸送統計速報で、国内線定期航空輸送の旅客数は前年同月比0.5%減、2019年同月比0.9%減の927万2218人となった。座席利用率は80.1%だった。

 国内線のうち新千歳・羽田・成田・大阪・関西・福岡・那覇の各空港を相互に結ぶ路線を指す「幹線」は前年比0.8%減の399万4847人で、座席利用率は85.0%。その他の「ローカル線」は0.2%減の527万7371人で、座席利用率は76.0%だった。

 国際航空輸送の旅客数は前年比35.4%増、19年比17.5%減の169万9032人で、座席利用率は81.4%だった。方面別では引き続き全方面で前年を上回っており、中国が198.7%増の18万8239人、韓国が38.0%増の14万5468人、台湾を含むその他アジアが32.9%増の77万8011人だった。

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