
国土交通省がこのほど発表した2023年一年間の航空輸送統計速報で、国内線定期航空輸送の旅客数は前年比30.7%増、19年比2.6%減の1億397万2000人となった。座席利用率は74.2%で、前年比12.6ポイント増、19年比0.4ポイント増となり、2013年以降で最高値を記録した。
国内線のうち新千歳・羽田・成田・大阪・関西・福岡・那覇の各空港を相互に結ぶ路線を指す「幹線」は前年比28.3%増の4446万人。その他の「ローカル線」は32.5%増の5951万人だった。
路線別の順位は、1位から5位までは前年と同じ結果となっており、すべて羽田線。1位は新千歳線、2位は福岡線、3位は那覇線、4位は大阪線、5位は鹿児島線だった。
国際航空輸送の旅客数は前年比139.2%増、19年比30.7%減の1624万7665人。座席利用率は77.9%で前年比15.0ポイント増、19年比0.9ポイント減となった。
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