
国土交通省は6月29日、2023年4月の航空輸送統計速報を発表した。国内線定期航空輸送の旅客数は前年同月比43.0%増、19年同月比4.2%減の784万9430人で、座席利用率は69.0%だった。
このうち新千歳・羽田・成田・大阪・関西・福岡・那覇の各空港を相互に結ぶ路線を指す「幹線」については前年同月比39.9%増の335万3562人で利用率は73.4%。その他の「ローカル線」は45.5%増の449万5868人で、利用率は65.4%だった。
国内線のうち最も乗客が多かったのは羽田/福岡線で32.4%増の65万6534人。伸び率が最も大きかったのは引き続き成田/大阪線で488.8%増の1万5579人だった。一方成田/関西線は5.3%減の5万8309人、成田/福岡線は1.5%減の10万7014人となり前年を下回った。
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