
JTBは1月26日、2023年の旅行動向見通しをまとめた。国内旅行者数は前年比8.6%増(2019年比8.8%減)の2億6600万人と推計した。1月10日から開始された旅行需要喚起策「全国旅行支援」もあり、旅行意欲は今のところ高いが、第8波での感染者数は依然多く、行動制限の要請がなくても自発的に旅行を控える人も一定程度いると考えられ、旅行者数はコロナ禍前を割り込むと見る。
平均消費額は物価上昇の影響を受け1.5%増の4万300円と、2000年以降で最高額。国内旅行消費額は10.2%増の10兆7200億円と推計した。
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