
あいさつする和田会長
山代温泉観光協会(石川県加賀市、150会員、会長=和田守弘・たちばな四季亭社長)は6月24日、同温泉のゆのくに天祥で2025年度の通常総会を開いた。約30人が参加。開湯1300年にあたって「オール山代」体制で各種事業を推進。「次の100年のスタートの第1歩を踏み出す年にする」などの事業案を承認した。
今年度は22年に策定した「山代温泉中期ビジョン計画2023―2030」の具現化に引き続き取り組む。開湯1300年実行委員会を中心にした、人づくりや街づくり、山代発祥の「あいうえお」をテーマにした特産品開発などの各種取り組みを進める。温泉地の歩く楽しさに着目し、「八十八カ所めぐり(薬王院温泉寺)」「あいうえおの杜の遊歩道」「街なか散策」を連動させた「山代まちめぐり回遊体験」を構築するなどして、滞留時間の増長などを図る。SNSを使った情報発信や協会ホームページからの画像データダウンロードシステムの構築なども進め、魅力発信につなげる。インバウンド向けのメディアでの情報発信にも取り組む。
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