
4県とも2年連続増 トップは香川県
四国運輸局はこのほど、2022年度の四国4県の主要観光地の入り込み状況をまとめた。それによると、入込数は計1217万人で、前年度比52.3%増となった。同局は「全国旅行支援で旅行需要が高まったのが要因」(観光部)とみている。コロナ禍の影響が少ない19年度の87%の水準まで戻っている。
各県15、計60の主要観光施設の状況を調べた。県別にみると、香川県が最も多く434万人(21年度比62.9%増)、次いで愛媛県335万人(同69.1%増)、徳島県277万人(同30.8%増)、高知県171万人(同39.3%増)。全県で2年連続の増加。
愛媛県については、増加要因として芸術祭「道後オンセナート2022」(22年4月~今年2月)の開催や第36回「にっぽんの温泉100選」で3位にランクされたことを挙げた。
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