2023年8月の業況DI 個人消費は横ばい、更なるコスト増に懸念も LOBO調査 


 日本商工会議所が毎月公表している早期景気観測(LOBO調査)によると、8月の業況DIは全産業で▲8.9となり前月に比べ0.9ポイント改善。6月と同じDIとなった。インバウンド需要の回復や夏休み需要で改善の動きが見られたが、資源価格の高騰によるコスト増が与える企業への影響が引き続き懸念される。地域別では東北、中国、四国、九州が改善し、北陸信越、関西で悪化した。横ばいは3地域。

 

全産業合計の業況DIは、▲8.9(前月比+0.9ポイント)
 小売業は、インバウンド需要の回復などで売上が好調な百貨店が牽引し改善した。サービス業は夏休み需要で飲食・宿泊・観光業を中心に改善したが、物価高や天候不順の影響で力強さを欠いた。建設業は、資材価格高騰によるコスト増が重荷となりほぼ横ばい。製造業はエネルギー価格の高騰によるコスト増で悪化し、卸売業も国内需要回復の鈍さから引き合いが減少して悪化した。【記事提供:ニッキン】

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