2021年度宿泊観光の実施率34% コロナ前比20ポイント減


 リクルートのじゃらんリサーチセンターは12日、「じゃらん宿泊旅行調査」の結果を発表した。2021年度(21年4月~22年3月)の1年間に宿泊旅行を実施した人の割合「国内宿泊旅行実施率」は34.1%となった。調査を開始した04年度以降で20年度に次ぐ低い数値だった。20年度比で2.9ポイント増だが、コロナ禍前の19年度比では19.5ポイント減となった。

 国内宿泊旅行は、出張、帰省、修学旅行などは除く。全国の20~79歳の男女を対象に、1次調査で約9万9千人、2次調査で約1万4千人の回答を集計した。
 21年度の宿泊旅行実施率を男女・年代別に見ると、コロナ前の19年度の数値には及ばないが、20年度比ではいずれの層も増加し、女性20~34歳で4.8ポイント増(43.9%)、女性35~49歳で3.9ポイント増(31.0%)、男性20~34歳で3.4ポイント増(39.1%)と増加幅が大きかった。

 国内宿泊旅行の実施者における年間の平均旅行回数は2.59回だった。20年度比が0.11回の増加、19年度比0.11回の減少。一方で、旅行1回当たりの平均宿泊数は1.83泊で、20年度比0.08泊増、コロナ前と比較しても19年度比で0.03泊増だった。

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