2018年の宿泊者数、6%増・5.4億人泊 31都府県がプラス

  • 2019年7月17日

 観光庁は6月28日、宿泊旅行統計調査の2018年の確定値を発表した。全国の宿泊施設の延べ宿泊者数は、前年比5.6%増の5億3800万人泊となった。このうち日本人の延べ宿泊者数は同3.2%増の4億4373万人泊、外国人の延べ宿泊者数は同18.3%増の9428万人泊となった。速報値(2月28日公表)では、全体と日本人の延べ宿泊者数は前年に対してマイナスだったが、確定値でそれぞれプラスに変更された。

 同調査は、全国のすべての宿泊施設の実績を推計した結果。確定値では、速報値の公表後に回収した調査票の情報をデータに取り込むとともに、調査対象の母集団(宿泊施設)の変化を反映させた。

 18年の延べ宿泊者数は、日本人、外国人のいずれも調査開始(07年開始、10年4月調査対象拡充)以降で過去最高を記録した。大規模な自然災害が相次いだ年だったが、訪日外国人旅行者数が過去最高の3119万人を記録するなど、延べ宿泊者数全体の月別は、すべての月で前年同月の実績を上回った。

 延べ宿泊者数全体では、31都府県が前年実績を上回った。延べ宿泊者数の上位の都道府県は、(1)東京都(10.3%減の6611万人泊)(2)大阪府(20.1%増の3990万人泊)(3)北海道(0.7%減の3531万人泊)(4)沖縄県(23.5%増の2679万人泊)(5)千葉県(3.9%増の2559万人泊)―などだった。

 北海道、沖縄県を除く地方ブロック別に見ると、近畿(10.5%増の8628万人泊)、関東(6.6%増の1億5191万人泊)の伸びが目立つ。他の地方ブロックは、東北4.4%増の4190万人泊▽北陸信越0.5%増の4101万人泊▽中部4.6%増の5868万人泊▽中国1.3%増の2641万人泊▽四国0.5%増の1354万人泊▽九州1.9%増の5619万人泊。

 外国人延べ宿泊者数は、全体に占める割合が前年比1.9ポイント増の17.5%。外国人延べ宿泊者数は群馬県を除く46都道府県で前年実績を上回った。上位は(1)東京都(17.3%増の2319万人泊)(2)大阪府(29.6%増の1512万人泊)(3)北海道(8.2%増の834万人泊)(4)京都府(12.8%増の627万人泊)(5)沖縄県(34.1%増の620万人泊)。

 北海道、沖縄県を除く地方ブロック別に見ると、東北が38.3%増の147万人泊と大幅に伸びた。他の地方ブロックは、関東16.6%増の3312万人泊▽北陸信越20.3%増の321万人泊▽中部20.9%増の654万人泊▽近畿21.8%増の2409万人泊▽中国25.4%増の210万人泊▽四国15.7%増の97万人泊▽九州9.6%増の823万人泊。

 外国人延べ宿泊者数を都市部と地方部で比較すると、三大都市圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫の8都府県)が18.6%増の5580万人泊、地方部(三大都市圏以外)が17.8%増の3848万人泊だった。構成比は三大都市圏が59.2%、地方部が40.8%で、地方部の構成比は2年連続で40%を超えた。

 国・地域別の外国人延べ宿泊者数は、最多の中国が26.0%増の2217万人泊で全体の26.5%を占めた。続いて台湾が6.3%増の1210万人泊、韓国が8.5%増の1195万人泊、香港が0.7%減の621万人泊、米国が16.6%増の558万人泊などだった。

     
 
新聞ご購読のお申し込み  ベストセレクション

 メルマガ申し込み

注目のコンテンツ

第35回「にっぽんの温泉100選」発表!(2021 年12月20日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位別府八湯

2021年度「5つ星の宿」発表!(2021年12月20日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?

第35回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2022年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2022年度「投票した理由別・旅館ホテル100選」(2022年1月17日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒

観光経済新聞の人材紹介

  • 旅館・ホテルの人材不足のお悩み無料相談はこちら
Visit Us On FacebookVisit Us On TwitterVisit Us On YoutubeVisit Us On Instagram