
業務連携・協力の覚書を取り交わした安原理事長(左)と尾道しまなみ商工会の青木透会長(5月19日、皆実支店)
しまなみ信用金庫(広島県、安原稔理事長)は5月19日、尾道しまなみ商工会と事業者支援に関するノウハウや知見の共有を目的とした業務連携・協力に関する覚書を締結した。セミナーや経営相談会の共催を予定する。連携は、両者が2023年度に共同で実施した地元企業の商品ブラッシュアップ事業がきっかけになった。
今回連携する分野は主に四つ。「創業」「販路」「サステナブル」「事業承継」を支援する。合同イベントや専門家派遣、ビジネスマッチングなどを想定。将来的には新しい融資商品の開発も検討する。尾道市向島町に本所を置く同商工会の会員企業数は約1000社で、広島県内で4番目の規模。しまなみ信金尾道地区の営業店は、以前から同商工会と連携しており、協力内容を明文化することで関係を深める。【記事提供:ニッキン】
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