
世界各地でイベント開催、新機能も導入
エクスペディア・グループは2025年5月7日、「グローバル・トラベルアドバイザーデー」を祝し、旅行アドバイザーへの支援を強化すると発表した。世界各地でイベントを開催するほか、新機能の導入や新市場への展開を行う。旅行業界の回復基調を受け、アドバイザーの活躍を後押しする狙いだ。
同社は米国、カナダ、メキシコ、ブラジル、欧州、アジア太平洋地域など、主要市場で朝食会やレセプションを実施。旅行アドバイザーの貢献を称えるとともに、最新情報を共有する。エクスペディアTAAP「クマの手」の新機能も紹介予定だ。
供給面では、米国でサウスウエスト航空の航空券予約が可能に。GDSや航空会社との直接接続、NDCなど複数の接続ソースを通じ、シームレスな航空券の検索・予約を実現した。パッケージ旅行など付加価値商品も提供し、旅行者の選択肢を広げる。
新たな収益機会創出にも注力。多くの販売拠点で代理店手数料機能を導入し、宿泊予約時に手数料を上乗せできるようにした。後払いオプションも拡充し、予約は最大365日前から可能に。旅程変更にも柔軟に対応できる。
エクスペディアTAAP「クマの手」バイスプレジデントのロビン・ロウザー氏は「キャッシュフロー管理改善や新たな収益機会創出ツールへの投資により、進化を続ける業界でアドバイザーが力強く活躍できるよう支援する」と語った。
同社は今後も旅行アドバイザーを最重要パートナーと位置付け、継続的な機能強化とサポート提供を行う方針だ。