はとバスはこのほど、夏(7~9月)の宿泊バスツアーを発表した。3世代向けや高単価商品の充実を図り、前年比14%増の1万1600人の利用を目指す。コース数は全72コースとなる。
化粧室付き最上級バス「ピアニシモⅢ」を使用するコースは9コース設定。最高額は6泊7日の北海道ツアー(7月22日、8月1日出発)で、知床や富良野、美瑛、札幌などを巡る。仙台―北海道間はフェリー利用となる。価格は1人21万8千~32万8千円。
昨年は5泊6日(16万8千~24万3千円)の日程で運行したが、好評だったことから新たに設定した。今回の取り扱い目標は同10.8%増の500人。
一般のツアーについては、ファミリー層をターゲットに、夏休みや3連休向けツアーを15コース設定。「昨年は2735人が利用し、うちお子さまは182人だった」と広報室。今年はテーマパークに行くコースを新たに設け、同21%増の3310人の扱いを目指す。
また、9月に出発設定日がある24コースで敬老の日キャンペーンを実施する。「アクティブシニア層を対象に、60歳以上のお客さまには特典を用意する」という。