日本旅館協会北海道支部連合会は11日、会員旅館を対象に実施している宿泊実績調査の2017年12月の結果をまとめた=表。回答施設は100軒。前年同月の実績に対して宿泊人員は2・1%増、売り上げは3・4%増となった。
宿泊人員の内訳では、国内客が0・7%増、訪日客が4・9%増だった。全体として例年より積雪が早く、一部の施設では天候悪化でキャンセルが発生した。インバウンドでは、個人客の増加を指摘する施設が多かった。
地区別では、「根室・標津・川湯・摩周温泉」「定山渓温泉・小金湯温泉」が宿泊人員、売り上げともに2桁の伸び率だった。