観光庁の宿泊旅行統計調査の第2次速報値の結果、2022年11月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は4609万人泊となった。観光支援策「全国旅行支援」の効果などで21年同月比が24.8％増、コロナ禍前の19年同月比が7.2％減だった。地域別では10府県が19年同月の実績を上回った。日本人延べ宿泊者数に限ると、21都道府県が19年同月比でプラスだった。
延べ宿泊者数の内訳は、日本人延べ宿泊者数が4227万人泊で21年同月比15.5％増、19年同月比4.1％増。外国人延べ宿泊者数が382万人泊で21年同月比1044.8％増、19年同月比が57.8％減となった。
延べ宿泊者数全体が19年同月比でプラスだった10府県は、青森県4.5％増▽栃木県10.0％増▽神奈川県6.0％増▽山梨県1.2％増▽長野県2.1％増▽京都府2.7％増▽兵庫県3.5％増▽山口県24.8％増▽愛媛県4.1％増▽長崎県13.6％増。一方で19年同月比がマイナスだった37都道府県のうち、山形、福島、和歌山、鳥取、徳島、宮崎、沖縄の7県は、下げ幅が20％を超えた。
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