観光庁の宿泊旅行統計調査で20年11月の全国の宿泊施設における客室稼働率(第2次速報値)は、前年同月比19.4ポイント減の46.2%だった。都道府県別で最高値は島根県の62.9%(前年同月比1.6ポイント減)、最低値は長野県の30.7%(同6.1ポイント減)だった。
島根県に続いて客室稼働率が高い都道府県は、愛媛県(前年同月比8.0ポイント減の58.4%)▽広島県(同15.4ポイント減の58.2%)▽山口県(同1.5ポイント減の58.2%)▽宮崎県(同5.9ポイント減の56.0%)―など。
長野県に続いて客室稼働率が低い都道府県は、山梨県(前年同月比14.0ポイント減の34.5%)▽北海道(同20.9ポイント減の37.0%)▽新潟県(同7.2ポイント減の37.0%)▽富山県(同16.5ポイント減の39.2%)▽沖縄県(同23.4ポイント減の39.8%)―など。
宿泊施設のタイプ別の客室稼働率は、ビジネスホテル前年同月比24.9ポイント減の55.0%▽シティホテル同33.0ポイント減の49.5%▽リゾートホテル同10.0ポイント減の47.5%▽旅館同2.6ポイント減の39.3%(旅館のうち従業者数10人以上の施設同2.9ポイント減の56.2%)▽簡易宿所同17.3ポイント減の17.0%。