
ミュージアムは70軒
文化庁はこのほど、地域で受け継がれ愛されている食文化を「100年フード」と名付けてPRする新制度で131件を認定するとともに、食に関する情報発信に取り組む博物館や道の駅などの「食文化ミュージアム」に70件を選んだ。
フードは江戸時代以前から伝わる「伝統」、明治・大正から続く「近代」、昭和以降に生まれ、今後100の継承を目指す「未来」の3部門あり、地方自治体や食関連団体、観光協会・DMOなどに対し募集を呼び掛けた。
全国から212件の応募があり、有識者委員会による審査で、基準を満たした131件を認定した。内訳は伝統が80件、近代23件、未来は28件で、有識者の評価が特に高かった15件を有識者特別賞とした。
また、食文化ミュージアムの対象は博物館や道の駅、食の体験・情報発信施設などで、80件の応募があり、70件を認定した。最も件数が多かったのは愛知県で、「半田市立博物館」や「道の駅もっくる新城」「MIZKAN MUSEUM」など8件が選ばれた。
認定された100年フードのうち、有識者特別賞は次の通り(カッコ内は応募団体・組織)
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