帝国データバンクによると、今年10月の全国企業倒産(負債1千万円以上の法的整理)は前年同月比17.1%増の925件と、30カ月連続で増加した。月別で今年に入り5月(1016件)に次いで2番目に多く、10月としては2013年(918件)以来の900件超えとなった。前月比でも24.8%増加した。
負債総額は前年同月比42.5%減の1755億6800万円。3カ月連続の減少も、今年に入り2番目に多い額となった。前月比は33.8%の増加。
件数を8の業種別に見ると、不動産業(6.7%減の28件)、その他(3.7%減の26件)のみが前年同月を下回った。
サービス業(26.7%増の237件)が最も多く、建設業(24.1%増の201件)、小売業(13.9%増の188件)が続いた。サービス業のうち、「旅館、その他宿泊所」が11.1%減(1件減)の8件。
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