高知県はプラス
観光庁が3月31日に発表した宿泊旅行統計調査の第2次速報値で、2022年1月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は2844万人泊だった。オミクロン株の感染拡大を受け、コロナ禍前の19年同月比で33.4%減となった。21年同月比では64.5%増。地域別では19年同月比で高知県だけがプラス、他の都道府県はマイナスだった。
22年1月の延べ宿泊者数の内訳は、日本人が2822万人泊で19年同月比15.7%減、21年同月比67.6%増だった。外国人は22万人泊で19年同月比97.6%減、21年同月比52.0%減。
宿泊需要は、感染状況が落ち着き、緊急事態宣言が全面解除となったことで、21年10月から12月にかけて回復傾向にあった。12月の延べ宿泊者数は19年同月比17.2%減、日本人に限ると1.9%増とプラスになったが、オミクロン株の拡大で状況が悪化した。
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