1月の特定サービス産業、テーマパークのみ売り上げ増


 経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の今年1月分(確報)を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連7業種の売上高は、遊園地・テーマパークのみが前年同月比で増加した。

 遊園地・テーマパークの売上高は260億9800万円で、前年同月比9.7%増。4カ月連続で増加した。

 内訳をみると、入場料金・施設利用料金収入が同7.7%増加、食堂・売店売上高が同11.9%増加した。入場者数は、一般が同7.0%増加、団体が同21.8%増加で、合計で同7.8%増加した。入場者ひとり当たりの売上高は同1.8%増加した。

 ほかの6業種はすべて減少した。最も減少率が大きいのは映画館で、同30.7%の減少。3カ月連続で減少した。

 ゴルフ練習場は同13.3%減で、映画館に次ぐ減少率。これで、12カ月連続で減少した。利用者数が同12.3%減少し、利用者ひとり当たりの売上高も同1.1%減少した。

 ゴルフ場は同8.4%減で、2カ月連続で減少した。利用料金収入が同6.7%、キャディフィが同11.8%、食堂・売店売上高が同11.2%、それぞれ減少した。利用者数は同7.7%減で、利用者ひとり当たりの売上高も同0.8%減少した。

 劇場・興行場、興行団は同5.8%減で、5カ月連続の減少。入場者数が同7.5%減少した。

 ボウリング場は同3.3%減で、40カ月連続減少と、長期間低迷している。

 パチンコホールは同6.1%減で、18カ月連続で減少した。

 このほか教養・生活関連6業種では、葬儀業、学習塾、フィットネスクラブの3業種が前年同月比増加。外国語会話教室、結婚式場業、カルチャーセンターの3業種が同減少した。

 
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