JR西日本、山陰DCで新観光列車を運行


あめつちの外観イメージ

 JR西日本米子支社と鳥取、島根両県はこのほど、来年夏の「山陰デスティネーションキャンペーン(山陰DC)」の取り組みとして、山陰エリアで新たに「観光列車」を運行すると発表した。新しい観光列車の名前は、「『あめつち』~天地の初発の時(あめつちのはじめのとき)~」。列車名は山陰地方を舞台にした神話が多く書かれている古事記の書き出しに由来する。

 コンセプトワーク、総合ディレクションと監修は出雲市出身の映画監督の錦織良成氏。車両デザインの色彩は松江市出身のアニメーション美術監督の吉田昇氏が担当する。

 導入時期は来年7月を予定している。運行区間は鳥取駅―出雲市駅間。車両は2両編成で定員59人。山陰地方の自然や日本のルーツを、「ネイティブ・ジャパニーズ」というコンセプトで車両にデザインし、山陰ならではの「古くて新しい日本を発見する旅を演出する」という。

 車窓からは日本海や大山、宍道湖の夕陽などを楽しめるように徐行運転を行う。また、車内では山陰の豊かな自然の中で育まれた地産品や地元にちなんだ食事、飲物などを提供する。

 
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