
主催者、来賓によるテープカット
中国文化センター(東京都港区)で6月21日から7月1日まで、陝西省の魅力を伝える「2022陝西民俗文化祭」が開かれた。初日に関係者を集めて開幕式を開催。感染症収束後の同省と日本の観光交流再開を期待するあいさつが続いた。
日本陝西聯誼(れんぎ)会、全日本陝西経済文化交流協会の崔里田名誉会長は「陝西省は中国13王朝の都として、数え切れない文化遺産がある。今年は日中国交正常化50周年に当たる記念すべき年。交流がさらに拡大することを期待する」とあいさつ。
先ごろ着任した中国駐東京観光代表処の欧陽安首席代表は「(省都の)西安は『生きた歴史博物館』とたたえられ、ユネスコから『歴史文化名城』と認められている。遣隋使の時代から日本とは深い友情で結ばれている。西安以外にも文化観光資源がたくさんあり、ぜひ訪れてほしい」と述べた。
陝西省名物「ビャンビャン麺」の麵打ちや、中国武術のパフォーマンスも行い、会場を盛り上げた。
主催者、来賓によるテープカット