
畠副知事(右)と六角さんが「乾杯」
福島県は6、7日、東京のJR新橋駅前で日本酒のPRイベント「ふくしまの酒まつり」を開いた。全国新酒鑑評会の金賞受賞数が都道府県別で6年連続日本一という同県の日本酒をPR。県内54蔵170銘柄の日本酒を一堂に集め、来場者に賞味してもらった。
オープニングセレモニーで畠利行副知事は「東日本大震災から間もなく7年半。多くの人が避難生活を送り、風評も収まらないが、復興は着実に進んでいる。その源が福島の酒だ。お好みの酒を召し上がり、震災復興の一助としてもらいたい」とあいさつ。
ステージでは俳優の六角精児さんらが参加して乾杯。六角さんらによるバンドの演奏も繰り広げた。
福島県の日本酒をPRする「ミスおちょ娘」の安竜うららさんは「風土により味が異なる福島の酒をぜひ現地で味わってほしい」と笑顔で話した。
イベントの初日に北海道で最大震度7の地震が発生。県では会場で販売した日本酒の売上金を北海道や台風21号、平成30年7月豪雨の被災地に全額寄付することを急きょ決定した。
畠副知事(右)と六角さんが「乾杯」