
JTBは13日、「日本の世界遺産」に関するアンケート調査の結果を発表した。それによると、今後、訪れてみたい世界遺産は、1位が「屋久島」、2位が「小笠原諸島」、3位が「知床」と、世界自然遺産がトップ3を独占した。
世界遺産登録後に世界遺産観光を目的とする旅行をしたことのある人は54%と半数を超えた。訪れた世界遺産は、1位「古都京都の文化財」、2位「厳島神社」、3位「原爆ドーム」の順となった。
複数回訪れたことのある世界遺産の1位は「古都京都の文化財」だった。その理由を「全国からのアクセスの良さと、世界遺産に指定されているエリアに多くの観光名所が集まっていること」とJTBでは推測する。2位が「古都奈良の文化財」、3位が「日光の社寺」。
今後、訪れてみたい世界遺産は4位が「平泉」、5位が「白神山地」で、日本の世界遺産16件のうちの世界自然遺産4件がすべてベスト5入り。今年6月に加わった「小笠原諸島」と「平泉」の注目度も高い。
平泉と白神山地の人気により、「観光の側面から東北復興の一助になることが期待さる」とJTB。
