観光×金融(下)「持続可能な観光」実現めざす


 旅行者の客足が回復傾向にあるなか、「持続可能な観光(サステナブルツーリズム)」に関心集まっている。国連世界観光機関(UNWTO)は、その定義を「現在および将来の経済、社会、環境への影響を十分に考慮する観光」としている。専門家は、観光を「地域」に言い換えることもできると指摘する。地域の持続可能性がなければ、観光業は成り立たないからだ。地元に活力を与えようとする各地の取り組みを追った。

地元金融機関と協働

 

 旅館が抱える構造的な課題として、(1)投資停滞(2)施設の老朽化やサービス低下(3)客単価の低水準化(4)さらなる施設の老朽化やサービス低下――という負のスパイラルがある。この状況に陥ると自力再生や、新規の資金調達が難しくなる。地域に同様のケースが広がれば、街の活力は失われる。【記事提供:ニッキン

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