日本政策投資銀行はこのほど、北洋銀行(札幌市)と協働し、萬世閣(北海道洞爺湖町、濱野清正社長)の成長資金供給のためのシンジケート・ローンを組成したと発表した。
道と道観光振興機構、道銀、北洋銀との間で今年2月に締結した道観光の振興に向けた、協力連携協定の具体的な取り組みとなる。
萬世閣は洞爺湖や登別、定山渓の各温泉で大型ホテルを展開。政投銀によると、現在「大人が楽しむ至福の時間」「外国ゲストが日本を感じる空間」などをコンセプトに、個人客をターゲットとする洞爺湖万世閣東館のリニューアル投資などを計画している。
政投銀と北洋銀はこの取り組みをファイナンス面で支援する。両行は「訪日外国人観光客を中心に拡大する宿泊需要に対し、宿泊施設を供給する同社の一層の経営安定化と財務基盤の強化を図るもので、今後増加が予想される国内外の個人客向けに高品質な客室などの供給の促進につながり、道観光の振興に資することになる」と話している。