
プレゼンする黒岩町長
群馬県の草津温泉観光協会(山本剛史会長)は3日、草津町の旅館「喜びの宿 高松」でメディアや旅行事業者を対象に観光プロモーションを行った。黒岩信忠町長や草津温泉アンバサダーが町の魅力をアピールするとともに、温泉門や草津温泉スキー場など観光施設を案内した。
黒岩町長は「草津町の取り組み―入込客数400万人を目指して―」をテーマにプレゼンテーション。弊社主催の「にっぽんの温泉100選」で21年連続1位となっていることについて「大変光栄なこと」と述べ、1位の座死守に強い意欲を示した。
プレゼンでは湯畑の再整備事業や電線地中化などの修景整備事業のほか、新名所「裏草津」や温泉門の整備などを紹介。また、通年型山岳リゾートを目指す草津温泉スキー場では、レストハウスのリニューアルに着手。レストランやテラス、バーカウンターなどを造り、来年12月をめどにオープンする方針を明らかにした。「スキーをしない人も足を運ばせる」という。
23年度の入り込み客数は過去最高の370万1300人を記録。400万人が視野に入ってきた。町長は「町は常に進化する。完成はない。お客さま第一主義で今後も臨みたい」と抱負を述べた。
アンバサダーの4人がお薦めのスポットを紹介。久保田杏奈さんは温泉門の手作り感や足湯、ほーみんさんは湯畑のライトアップなどを挙げた。
プレゼンする黒岩町長