経済産業、環境、農林水産各省主催による「地熱エネルギーに関するシンポジウム」が17日、福島県福島市のホテル辰巳屋で開かれる。観光庁や9月に発足した超党派地熱発電普及推進議員連盟などが後援する。
地熱発電の推進と啓蒙を図るのが目的で、作家・真山仁氏の特別公演やパネルディスカッションなどが行われる。参加費無料で、定員300人。
パネリストは加藤博・東北電力副社長、鬼多見賢・猪苗代湖の自然を守る会会長、藤沢久美・シンクタンク・ソフィアバンク代表、幅康浩・出光興産執行役員資源部長、安川香澄・産業技術総合研究所主任研究員、渡辺いづみ・土湯温泉山水荘女将の6氏で、地熱発電について持論を述べる。
同議連は民主党、自民党、公明党、社民党、みんなの党の国会議員で構成。自民の二階俊博元経産相、民主の増子輝彦参院復興特別委員長が共同代表を務めている。最高顧問には福田康夫元首相も名を連ねている。