「日本近代産業発祥の地 ぐんま富岡から未来を拓く」をテーマに10月22〜23日、群馬県富岡市のかぶら文化ホールをメーン会場に「全国産業観光フォーラムin上州とみおか09」が開かれる。
22日は、女優の城戸真亜子さんと全国産業観光推進協議会の須田寛副会長(JR東海相談役)が「世界遺産を訪ねて」と題し、記念対談を行うほか、3つの分科会で産業観光のあり方を探る。
その1つ、市立美術博物館での分科会は「絹産業遺産群を活かすネットワークと広域連携」をテーマに、清水慎一・JTB常務、政所利子・玄代表取締役らがパネリストとなり、関東全域に点在する蚕業、織物、鉄道などの産業および都市の資源、観光文化資源などを「日本のシルクロード」として結び、活用するために方策を探る。
23日はエクスカーションとなり、ユネスコ世界文化遺産暫定リストに記載されている富岡製糸場を中心に、群馬の地場産業や歴史を探訪するツアーが企画されている。
問い合わせはTEL0274・62・4151。