
宿泊施設や観光施設などでひな人形の展示を行う人吉球磨(熊本県)の春の風物詩「ひなまつり」が今年も開幕した。人吉球磨ひなまつり実行委員会(有村政代会長=人吉温泉清流山水花あゆの里)が主催。27回目を迎える今回は、10の市町村でひなまつりならではの多彩な催しを行い、人吉球磨地域のにぎわい創出を目指す。
1日に青井阿蘇神社(人吉市)で行われたオープニングイベント=写真=には、人吉市の松岡隼人市長や有村会長ら関係者が集結。球磨焼酎での鏡開きをはじめ、呈茶や振る舞い酒で来場者をもてなした。各市町村の代表者によるイベント紹介や、楽器の演奏も行われ、祭りの幕開けを盛り上げた。
期間中は、各市町村にある道の駅や交流館などでひな人形の展示や関連イベントを開催。人吉市内の全ての旅館では、ひなまつりにちなんだ宿泊プランや「おひな御膳(会席)」を用意した。
イベント期間は3月31日まで。詳細は「人吉球磨のひなまつり」公式サイトから確認できる。