
アドバイザリー会議の初会合の様子
アプリ開発し効果を検証
五街道を中心にした官民一体の観光振興策「江戸街道プロジェクト」に取り組んでいる国土交通省関東運輸局は、プロジェクトをさらに推進するため、昨年5月に設けた「江戸街道プロジェクト有識者会議」を発展的に組織変更、「江戸街道プロジェクトアドバイザリー会議」とし、8日、東京都内で初会合を開いた。2023年度はアプリの開発やシンポジウムの開催などに取り組むことを確認した。
江戸街道プロジェクトは、東京・日本橋を起点とする五街道(東海道、中山道、甲州街道、日光街道、奥州街道)や脇往還を江戸街道と命名。街道沿いの歴史的な観光資源や食、文化の魅力を発信、ブランディング化し、国内外の観光客を呼び込むことを目的としている。
4月には「江戸街道推進ビジョン2023」を策定、広域関東(福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野の11都県)における観光推進の方向性や取り組み、目指す姿を示した。
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