
東武トップツアーズはこのほど、岡山県倉敷市とバカン(東京都千代田区、河野剛進代表取締役)と連携し、「倉敷デジタル観光パスポート事業」を開始した。「旅前」「旅中」「旅後」において必要な情報、サービスを全てLINEアプリに集約して提供することで、観光客の新規獲得や周遊促進、消費促進、滞在時間の増加、リピーター誘客を図ることが目的。
同事業で実現できることとして、美観地区の駐車場や観光地の混雑状況の可視化、モデルコース、デジタルマップ、クーポン情報などの提供を挙げている。そのほか、ふるさと納税やウェブサイトで同市の特産品購入も可能としている。
倉敷市は、全国で初めて三つの日本遺産が認定された街。美術館やカフェ、ショップが立ち並ぶ美観地区、ジーンズストリートで人気の児島など、全地域を挙げて観光振興に取り組んでおり、同事業を通してさらなる観光交流人口の拡大を目指す。