
コロナ対策を呼びかけるポスター
特設サイトで多彩な情報
東北観光推進機構が展開する「東北・新潟応援!絆キャンペーン~旅を楽しもう~」の特設サイトが1日オープン、キャンペーンが本格的にスタートした。キャンペーンを通じ、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ観光需要の早期回復を目指す。
キャンペーンは来年3月末まで実施。国の「Go Toトラベルキャンペーン」や来年4月からの東北デスティネーションキャンペーン(DC)につなげ、観光客増を図る。特設サイトのアドレスはhttps://www.tohokukanko.jp/kizuna/
サイトには7県の観光関係者が出演する動画を配信。ロックバンドで東北観光親善大使も務める「MONKEY MAJIK」の楽曲に乗せ、東北の魅力を伝える。
7県の観光施設やDMOが実施する観光コンテンツも紹介。青森県の下北半島のジオパークツアー、岩手県の山田湾養殖いかだ見学、秋田県は秋田内陸線の田んぼアート、山形県のオンライン飲み会など、多彩な企画を打ち出している。
旅行各社はキャンペーンに合わせた旅行商品を販売。近畿日本ツーリストは岩手県の観光地、浄土ヶ浜や龍泉洞、震災遺構のたろう観光ホテルをガイド付きで訪れ、自然災害や防災について学べるバスツアー、農協観光は宮城県加美町内の畑を回り、収穫体験を楽しむ日帰りツアーを造成。
また、鉄道各社の周遊パスも掲載。津軽鉄道は疫病退散にご利益があるといわれる「アマビエ」のポストカードが付いた全線1日の乗り放題切符を作り、駅での混雑による3密を避けるため、郵便で受け付けるという。
観光客へコロナ対策を呼び掛けるポスターも制作、宿泊・観光施設や道の駅などに掲示する。旅ナカでのマスク保管用に作ったマスクケースを観光客に配布する。