
関係者が協力して独自の浴衣を開発した
兵庫県の有馬温泉旅館協同組合は、江戸時代から織られていた「播州織」で有馬温泉独自の浴衣を開発した。200枚を製作し、今月から提供を開始。宿泊客に着てもらい、着心地などの感想を聞く。独自の浴衣を温泉街の魅力アップに役立てていく考えだ。
播州織を手がける野間織物工業協同組合と共同開発。県中小企業団体中央会から「2010年度連携組織活路開拓・実現化事業」として支援を受けた。浴衣デザインは、神戸芸術工科大ファッションデザイン学科の見寺貞子教授が監修し、学生も参加した。
浴衣は、温泉街を浴衣で散策できるよう、保温性に富み、発汗性にも優れた多重織。生地と生地との間に空間があり、夏は涼しく、冬は温かいという。下着が透けないようにも工夫した。
デザインコンセプトは有馬の若女将たちが選んだ「有馬を着る」。浴衣を着るだけで有馬色に染まれるように、「金泉—黄色」「銀泉—白色」「瑞宝寺公園の紅葉色」「有馬サイダー色」「六甲山の新緑色」「有馬の宵闇色」と有馬にちなんだ色を縞柄のストライプとし、有馬温泉だけの留柄「九2六(KUTSUROGU)」としてデザインした。

関係者が協力して独自の浴衣を開発した