
新温泉入浴施設アクアテラス
有馬グランドホテル(神戸市北区、梶木実社長)は1月7日、新温泉入浴施設アクアテラス&スパ「ゆらり」をオープンした。同ホテルの未使用部分だったB2フロアを使用。延べ面積3300平方メートル、総工費約10億円の大型施設となる。
メーン施設のアクアテラスは、「こころ・からだ、美しく健やかに」をテーマに、水着で利用する入浴施設。内部は水中浮遊・歩行プール、暖炉付きリビング、足湯シアター、ホワイトイオンジャグジー、ジェットバス、屋外温水プール(冬季利用不可)に加え、スノー、ナノミスト、岩塩ドライ、ラドンミスト、岩盤カウチの5つのサウナから構成される。ほかに、マシンフィットネスを設置した。
近隣の芦屋や神戸の富裕層にも満足してもらえるように高級タイプの施設にした。有馬の天然ラドンを使ったラドンミストサウナには特に注目を集めている。「大型で、1泊では利用しきれないほどの設備となっていることから、連泊需要の拡大を期待している」と同ホテル。
宿泊料以外に利用料が必要で、通常料金3千円。3月末まではオープン記念特別料金として千円(1時間以上利用は2千円)。日帰り利用は平日3500円、休日4千円。
老朽化した大浴場に代わる新しい大浴場も同フロアに新設。金泉露天風呂や立ち湯など、高台にある半地下のメリットを生かし、有馬の自然も楽しめる構造になっている。
本格的なオーガニックエステサロンも同フロアにオープン。クイックエステ、整体・マッサージ、フットケアの店舗も営業している。

新温泉入浴施設アクアテラス