高単価で宿泊ためらう客も
内閣府はこのほど、景気ウォッチャー調査の1月分を公表した。同月の景気の現状DI(季節調整値)は前月比0.4ポイント減の48.6。サービス関連が上昇、飲食と小売関連が低下した。回答者から「インバウンドの動きが衰えない」「宿泊単価が高額で宿泊をためらう客が増加」などの声が上がっている。
調査は旅館・ホテル、飲食など、地域の景気の動きを観察できる人々に3カ月前と比較した景気の現状、2~3カ月先の景気の先行きについて「良い」「どちらともいえない」「やや悪い」など5段階で判断してもらい、結果を数値化したもの。
現状DIのうち、サービス関連が同0.5ポイント増の50.5。飲食関連、小売関連は同3.2ポイント減の44.3、同0.8ポイント減の48.5とそれぞれ低下した。
景気の先行き判断DIは前月比1.4ポイント減の48.0。サービス関連(同0.4ポイント減の51.7)、小売関連(同1.9ポイント減の46.8)が低下。飲食関連(同2.0ポイント増の50.5)が上昇した。
景気判断理由の主な回答は次の通り。
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