
日本添乗サービス協会(TCSA)は、訪日外国人旅行者に同行して日本国内の旅の手伝いをする「インバウンドスタッフ」の検定制度「第2回インバウンド検定」を12月17日に実施する。検定は「初級」「中級」「上級」の3レベルがあり、今回は昨年の第1回に続いて初級のみ。試験会場は札幌、東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄の6カ所。
初級は、上位者の指示やアドバイスのもとで、準備業務や現地業務の補助が行える知識と能力を有し、団体旅行など複数のスタッフが携わる旅程でチームリーダーをサポートできるレベル。受験料は5千円(TCSA正会員・賛助会員は3千円)。業務経験や添乗経験がない人も受検できる。
札幌会場は道特会館(札幌市中央区)、東京会場は全水道会館(東京都文京区)、名古屋会場はウィンクあいち(名古屋市中村区)、大阪会場は大阪府立住まい情報センター(大阪市北区)、福岡会場は福岡県教育会館(福岡市東区)、沖縄会場は沖縄県青年会館(那覇市)。
今回は、業界関係者のみならず、インバウンドに興味のある人や初心者にも対象を広げるため、一般にも告知。また、インバウンド業務の基本について勉強する入門講座を事前に開催する。
入門講座は第1回10月8日午前、第2回同日午後、第3回11月30日午前、第4回同日午後。会場は東京都品川区のスクエア荏原大会議室。費用は5千円(インバウンド業務入門テキスト代を含む)。各回定員48人。オンライン聴講も可能。