
日本旅館国際女将会(須賀紀子会長)の女将・若女将8人が11月14日、中国・広州の日本紹介イベントで日本文化をPRした。2800人の来場者を前に、壇上で茶道実演、着物着付け体験を披露。「旅館の過ごし方と温泉の入り方」の講演も行った。
在広州日本国総領事館、広州日本商工会、広東省人民対外友好協会が主催する「2009広州ジャパン・デイ」に招聘され、協力したもの。会場内では餅つき大会も実施。日本酒が振る舞われた。ドラえもんの着ぐるみにはデジカメを持った若者が殺到していた。
来場者からは「テレビでしか見たことがなかった、きれいな着物を着ることができてうれしかった」「中国にはない文化体験ができて楽しかった」「日本の旅館に行ってみたいと思った」「日本の文化をもっと勉強したいので、これから一生懸命日本語を勉強しようと思う」などの声が聞かれた。
8人は、須賀紀子女将(滝乃家)、若松佐代子女将(新つた)、太田清子女将(箱根吟遊)、榎本眞規子女将(三河屋旅館)、吉田美喜女将(ホテル百万石)、小渕祥子女将(冨士屋)、松本富子女将(紅葉舘別庭あざれ)、鈴木美智子若女将(観音温泉)。
