菅直人首相、中国の温家宝首相、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は22日、東京都内で会談し、震災の影響を受けている日本の観光を活性化させるため、3カ国間の観光を促進することなどを盛り込んだ首脳宣言を採択した。
首脳宣言は、観光について「3カ国間の観光促進は経済の刺激、特に災害の影響を受けている日本の観光部門の刺激につながるとともに、他国に対する理解を深めることができることを確認した」と盛り込んだ。
昨年8月に中国で開かれた日中韓観光大臣会合で設定された3カ国間の相互交流人口を2015年までに2600万人に増やす目標に努力することも確認。航空自由化や姉妹・友好都市交流の拡大の重要性、査証(ビザ)手続きの迅速化を進めることでも一致した。
首脳会談に先立つ21日には、温首相と李大統領が菅首相とともに、外国首脳としては震災後初めて福島県入りし、福島市内の避難者を見舞った。このほか両首脳は宮城県も訪問した。