
旅行客の到着を待つ女将と地元の小学生
長野県の山ノ内町観光連盟などは、来年10月からの「長野デスティネーション・キャンペーン(DC)」のプレキャンペーンとして、山ノ内町を訪れる旅行者をもてなす特別企画を実施している。長野電鉄・湯田中駅で旅館の女将らが到着客を出迎えるイベントを行うほか、観光スポットを巡る周遊バスを運行する。
湯田中駅では、10〜12月の休前日、長野電鉄「特急ゆけむり」の到着に合わせ、湯田中渋温泉郷の旅館の女将や従業員が旅行者を出迎える。地元小学校の児童らがハッピ姿でプレゼントを渡すサービスもある。
周遊バス「湯の郷まるごてら号」は、旅館の女将がガイド役を務め、湯田中渋温泉郷周辺の観光スポットを約90分間にわたって案内する。10、11月の日曜、祝日に1日1便運行する。1回の定員は20人で料金は300円。完全予約制で問い合わせは、まるごてら号事務局(=山ノ内観光連盟、TEL0269・33・2138)まで。

旅行客の到着を待つ女将と地元の小学生