
新部会長に就いた伊藤氏
高齢者など誰もが利用しやすい優しい宿の登録制度「シルバースター登録制度」の登録施設増強および認知拡大などに取り組む全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)シルバースター部会は23日、2025年度総代会を東京都千代田区の全旅連会議室で開いた。任期満了に伴う役員改選で、新部会長に副部会長の伊藤隆司氏(奈良県・飛鳥荘)の就任を決めた。
会には井上善博全旅連会長のほか、歴代の部会長も出席。来賓として、厚労省健康・生活衛生局生活衛生課の藤本昭彦課長補佐が祝辞を述べた。
伊藤氏は「渡邊部会長からバトンを受けて、身の引き締まる思い。今年度は(全旅連の活動の軸である)8部会のうち、第5部会という位置付けでやっていく」と部会の立場・役割を改めて再確認し、各事業の発展や会員増強への意欲を示した。
新部会長に就いた伊藤氏
前会長の渡邊幾雄氏(栃木県・やまの宿下藤屋)は「シルバースター部会はあと2年で30周年を迎える。長い歴史の中で先輩方が築き上げてきたこの部会を、さまざまなアドバイスをいただきながらさらなる発展を(目指していきたい)」と述べた。
新部会長の就任決定後、2期4年にわたり部会長を務めた渡邊氏の功績をたたえ、伊藤氏から花束が贈られた。
伊藤氏(右)から花束を受け取る渡邊氏