
斉藤国交相
斉藤鉄夫国土交通相は4月26日の記者会見で、ゴールデンウイーク(GW)中のオーバーツーリズム対策について、地方訪問による旅行先の分散化、旅行におけるマナーの順守、交通渋滞を回避する工夫などを旅行者に呼び掛けた。
政府は、2023年10月の観光立国推進閣僚会議で「オーバーツーリズムの未然防止・抑制に向けた対策パッケージ」を決定。対策の柱として⑴観光客の集中による過度の混雑やマナー違反への対応⑵地方部への誘客の推進⑶地域住民と協働した観光振興―を掲げた。
ゴールデンウイークの旅行について斉藤国交相は「みんなが楽しむためにマナーを守っていただきたいということと、地方部への誘客の促進ということで、できるだけ地方へ行っていただきたい。自然が美しい季節なので、大いに楽しんでいただければと思う。また、各高速道路会社が渋滞予測もホームページ等で発表している。それらを見て、できるだけ渋滞にかからないように旅を楽しんでいただければ」と述べた。