政府は6月24日、新しい成長戦略「『日本再興戦略』改訂2014」を決定し、インバウンドを中心とした観光施策をアクションプランの中に盛り込んだ。オリンピック・パラリンピック東京大会の開催などを好機と捉え、2020年に向けて訪日外国人旅行者数を2千万人とすることを成果指標に設定した。
観光施策は、三つのアクションプランのうち「戦略市場創造プラン」の中の「観光資源等のポテンシャルを活かし、世界の多くの人々を地域に呼び込む社会」の項目に掲げられている。
成果指標では、訪日外国人旅行者数について、13年に1千万人とする目標を達成したため、20年に向けて2千万人という目標を設定した。さらに先には、改定前の成長戦略に引き続いて30年に3千万人超と明記されている。
観光施策の主な具体策には、東南アジアを中心とする国々への査証(ビザ)の発給要件の緩和など、6月17日に観光立国推進閣僚会議が決定した行動計画「観光立国実現に向けたアクション・プログラム2014」に掲げられた施策などを盛り込んだ。