成田国際空港会社は11日、成田空港で国際線を乗り継ぐ外国人を対象に、日本のおもてなしを体験してもらう「おもてなし」プログラムを始めた。
12月31日まで無料の専用ラウンジを設け、外国語対応タクシーによる周遊観光ツアーの優待、コンサートや日本文化体験などのイベントなどを行う。
これまでは乗り継ぐだけだった外国人利用客に、乗り継ぎ時間を活用して日本の魅力を感じてもらい再訪需要を喚起する狙いがある。
プログラムに参加できるのは、日本の入国ビザを持つかビザ免除の国・地域から来た外国人。参加希望者は、乗り継ぎ保安検査場前に配置した「ご案内スタッフ」にプログラム参加を伝え、入国手続きを済ませた後、「トランジット専用ラウンジ」に移動。ラウンジに常駐しているコンシェルジュに希望を伝えると優待メニューの紹介が受けられる。
同社は専用ラウンジを第1ターミナルビル北ウイング4階と第2ターミナルビル2階北側に設置した。
ラウンジでは休息スペースや茶菓、荷物の一時預かりサービスを提供する。レストランやシャワールームなど空港内施設の無料クーポン券も配布する。
タクシーによる周遊観光は、1日当たり5グループまでの限定。外国語対応可能な運転手が空港周辺の観光施設などを案内する。料金は同社が負担する。
同社はプログラム参加者にアンケート調査を行い、今後の施設運営についての検討に生かすことにしている。