愛知県、ツーリズムEXPOジャパン2023の誘致へ要望


二階幹事長との面談後に囲み取材を受ける大村知事(左)と自民党の伊藤忠彦衆議院議員

 愛知県の大村秀章知事は9日、ツーリズムEXPOジャパン(TEJ)の2023年での愛知県への誘致を目指し、東京・永田町の自民党本部で全国旅行業協会会長である二階俊博自民党幹事長、林幹雄自民党観光立国調査会会長(幹事長代理)と面談をして開催実現に向けた要望を行った。

 TEJは、2014年から開催されている世界最大級の旅行博。今年は沖縄(10月)と東京(21年1月)で分散しての開催を行い、来年は大阪(同11月)、22年は東京での開催が決まっている。

 愛知県は、会場として昨年8月に開業した日本初の空港直結型の大規模展示場「Aichi Sky Expo」(愛知県常滑市)を予定している。

 面談を終えた大村知事は、記者の囲み取材で「面談の中で早速主催団体トップに電話をしていただき、要望を伝えていただいた。これからも、熱意や愛知でやれば絶対に成功するという思いを強く訴え、引き続き働き掛け、運動をしていく」と述べた。

 また、愛知県で開催された際に見てもらいたいものとして(1)22年秋に開業予定のジブリパーク(長久手市)(2)名古屋城本丸御殿(名古屋市)(3)トヨタ産業技術記念館(同)(4)飛騨高山、伊勢神宮、浜名湖など中部エリアでの「昇竜道」観光―などを挙げた。

 大村知事は、新型コロナウイルスの影響で苦しんでいる旅行会社、宿泊事業者に向けて「Go Toトラベルをはじめ、県単独の観光支援事業と感染防止を両立させていく」と述べ、社会、経済活動の両立を強調した。

 インバウンドの再開については「ワクチンが世界中に行き渡らないと一般の観光客の往来を自由にできない。中部国際空港には新たに検査センターを設け、ビジネストラックを順次開いている。インバウンドのお客さまを受け入れられる体制も作っていく」と語った。

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