今年4月22日に開業20周年を迎える志摩スペイン村(三重県志摩市)は、3月1日から来年1月18日にかけて「20thアニバーサリー」を展開する。新しい企画やアトラクションのリニューアルなど、さまざまな新機軸を打ち出す。
テーマパーク「パルケエスパーニャ」では、パレードを12年ぶりに大幅リニューアル。牛追い祭をほうふつとさせる闘牛やコミカルな動きの騎馬が新たに登場。「立体的なスケール感のある、演劇性の高いパフォーマンスに生まれ変わる」(同社)。
新しいアトラクションとして、スペイン・バレンシア州ブニョール市で毎年8月に行われるトマト祭りをモチーフにした「トマティーナ」が登場する。
人気のアトラクション「アルカサルの戦い“アデランテ”」は施設をバージョンアップ。新しいフラメンコショー「コルドバ」も登場させる。
顧客サービスとして、キャラクターやパークの景観など、オリジナルフレーム付きの写真が撮影できる公式カメラアプリ「パルケカメラ」を配信。子供を対象に、20周年の特製キーホルダーがもらえるスタンプラリーも行う。
施設と同じ20歳を迎える来場者にはさまざまな特典を用意。4月22日に20歳を迎える人には10年間分有効のパスポートと4千円相当の利用券をプレゼント。20歳の誕生日に来場した人には、当日のパスポートと2千円相当の利用券をプレゼントする。
ホテル志摩スペイン村では、6人まで宿泊できる「ファミリールーム」を開設。志摩スペイン村の2デーパスポートと朝食付き宿泊プラン(大人1人9500円から)を3月1日から5月31日まで販売する。宿泊客は敷地内の温泉施設「ひまわりの湯」が無料で何度でも利用できる(入湯税150円が必要)。