
岸田文雄首相は8月26日、沖縄県を訪問し、観光関係者との車座対話を行った後の記者会見で、観光客の混雑やマナー違反がもたらすオーバーツーリズムについて言及し、政府としての対策を秋にも取りまとめる考えを示した。観光庁では対策会議を設置し、具体的な取り組みを検討する。
岸田首相は「インバウンド客がさらに回復していくことが見込まれる中にあって、観光客が集中することによって生じる混乱だとか、マナー違反による混乱等、いわゆるオーバーツーリズムへの懸念について、政府として重要課題だと受け止め、この秋にも対策を取りまとめていきたい」と述べた。
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