
あいさつする天童ホテルの押野社長
山形県天童温泉に「屋台村・と横丁」がこのほど完成し、1月18日に地元でオープニングセレモニーが行われた。日本一の将棋の産地を強調する将棋駒をかたどった門が観光客らを出迎える。
天童温泉の旅館経営者が出資するDMC天童温泉(山口敦史社長)が運営する。
屋台村は天童ホテルの第一駐車場に建設。約460平方メートル、木造3棟の建物に鉄板焼、焼き鳥、山形そば、ホルモン焼など、1店舗当たり16平方メートル、20席の8店舗を設ける。
天童ホテルの押野茂社長は「げたの音が鳴るにぎやかな温泉場を復活させたい」とオープンに当たり意気込みを語った。
事業費は約6190万円で、約6割は経産省の「商店街活性化・観光消費創出事業補助金」を活用。一部をクラウドファンディングで調達した。
オープニングセレモニーには遠藤敏明・衆院議員、山本信治・天童市長、渡邉善夫・東北経済産業局産業部長らが出席。関係者と鏡割りを行った。
あいさつする天童ホテルの押野社長