
富山県立山町は2月28日、「ふるさと納税返礼品」として三年に一度の荘厳な “橋渡りの儀式”「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」の参加券・観覧券を用意したと発表した。
■『布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)』とは
かつて立山は「あの世」と考えられており、登拝することで極楽往生が叶うとされていましたが、女人禁制の山でもありました。「布橋灌頂会」は、極楽往生を求めた女性たちを救済する為に行われていた儀式です。女性たちは白装束に身を包み、目隠しをして、この世とあの世の境とされる朱塗りの橋「布橋」を渡り擬死再生体験をすることで、極楽往生を願います。
1996年に約130年ぶりに復活したのち、立山信仰や芦峅寺地域のことを多くの人に知ってもらいたいという地域住民の熱意もあり、現在では三年に一度、現代を生きる女性の心を癒す橋渡りの儀式として開催されています。
また、その地域文化振興への功績が認められ、2014年には「第36回サントリー地域文化賞」を受賞しました。
◇今年の開催予定◇
開催日:令和2年9月20日(日)10時~(※予定)
場 所:富山県立山町芦峅寺地内
(※富山地方鉄道「千垣駅」及び近隣駐車場から会場までシャトルバスが運行されます。 )
■富山県立山町の「ふるさと納税返礼品」
●【先着20名】布橋灌頂会 参加券(※女性限定)
橋渡りの儀式にご参加いただけます。(参加募集人数110名のうち20名分)
・1口当たり寄附額 70,000円
●【先着20名】布橋灌頂会 観覧・体験券
儀式を指定席でご覧いただけます。儀式後に橋渡りを体験できます。
・1口当たり寄附額 10,000円
■お申込み方法
お申込みは次の「ふるさとチョイス」のHPにて3月1日より開始します。
「ふるさとチョイス」
https://www.furusato-tax.jp/city/product/16323