
日本語部門で最優秀賞の小泉ほの香さん
専門学校日本ホテルスクール(東京都中野区、石塚勉校長)は7日、第32回弁論大会をなかのZEROホールで開催した=写真。17人が参加した予選会を通過した10人の学生弁士が、日本語部門5人、英語部門5人に分かれて熱弁を振るった。
コロナ禍中は聴衆の人数を絞った形で実施していたが、今回は2019年の第28回大会から4年ぶりに、1、2年の在校生約400人が会場に集まり、応援した。ホテル総支配人、業界関係者、観光メディア関係など25人がゲスト審査員として参加した。
同弁論大会は「表現力、語学力の向上」「同世代の考え方、価値観の共有」を目的に開始し、年に1回実施している。
今年の論題は「ホスピタリティ業界のアップデートに向けて」。ホテル・ブライダル実習や日頃のアルバイト体験などを通じて感じていることや、現在自身が取り組んでいること、自身と社会と関わり、そして将来の活躍の場であるホテルやブライダルの業界への提案などを日本語と英語で発表した。
ゲスト審査員たちは、10人の弁士たちを、「発表内容」「話し方」「言語表現」などの審査基準にのっとって採点。日本語部門の最優秀賞には1年Gクラス小泉ほの香さんの「人材不足の本当の原因」が、英語部門の最優秀賞には2年Lクラス天井咲希さんの「Our Own Hospitarity(私達のホスピタリティ)」がそれぞれ選ばれた。
日本語部門で最優秀賞の小泉ほの香さん
英語部門の最優秀賞天井 咲希さん